要約
聖人一流の御勧化の趣は、信心をもって本とせられ候。 (蓮如上人)
親鸞聖人の教えられたことで信心が一番大事
弥陀の本願には老少善悪の人を選ばず、ただ信心を要とすと知るべし (歎異抄)
涅槃の真因は唯信心を以てす (教行信証)
浄土往生の真の因は信心一つ
正定之因唯信心 (正信偈)
仏になれる因は信心一つ
信心正因
→ 信心一つが因で浄土へ往ける
称名報恩
→ 念仏はお礼ですよ
自力の信心 (三不信)
→ 浄土へは往けない
他力の信心 (三信)
→ 浄土へ往ける
三不三信誨慇懃 (正信偈)
感想
極楽へ往くには信心が大事。善い行いをしたら極楽へ往けると思っていたがそうではない。親鸞聖人も蓮如上人もただ信心一つが大事だと、たびたびいわれている。
信心といっても自力の信心と他力の信心がある。自力の信心では浄土へは往けない。他力とは阿弥陀仏から頂く信心。一念で信心を頂くことができるという。
他力の信心を頂いたとき、浄土往生間違いなしと定まったとき無明の闇がはれる。死んでも幸せ、絶対に崩れない幸福だから絶対の幸福という。
それでは他力の信心を頂くとはどうすればいいのか?
仏法は聴聞に極まるという。聴聞を続けることで他力の信心を頂けるという。頂いたときとはいったいどんな瞬間なのか? まだその身になっていないのでわからないが、これからも続けて聴聞をしていこうと思う。
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