トルストイが衝撃を受けた、ブッダの寓話
家路を急ぐ旅人が、ウス暗い広野の道に点々と散らばっている白いものに気づき、思わず立ち止まった。何だろうと旅人は、その白いモノを一個拾って驚いた。人間の白骨ではないか・・・・・・。
ブッダが説かれた人間の実相を知ると驚く。人間とはこれほどまでに危機的状況のなか生きているんだと知らされる。
それなのに欲を満たすことしか考えていない。死は必ずやってくるのに後生のことは考えていない。ブッダは後生の一大事の解決をすることを説かれた。
人間の実相の譬えた絵を最初見たとき、哀れな旅人だと思ったが、それはすべての人のことだと知らされたときそんなはずはないと否定したくなった。
しかし、本を読みすすめていくとこの旅人は自分に当てはまることがわかってくる。
人間の実相は、人間の本質的なことがわかり、これからの生き方が変わる内容だった。
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