要約
五欲 → 食欲 財欲 色欲 名誉欲 睡眠欲
お釈迦さまは人間というのは五欲の奴隷であるといわれた
朝起きてから夜眠るまで五欲のことを考えている
→ どう生きるか どうしたら五欲が満たされるか
すべての人間は五欲に振り回されている
五欲は無ければないで欲しいと思うしあればあったでもっと欲しいと思う
世人薄俗にして、共に不急の事を諍う (お釈迦さま)
→ 急がなければならないこととは?
後生の一大事
→ 死んだらいったいどこへ行くのか
後生の一大事を解決
→ 無上の幸福になれる
感想
普段生活しているときは、五欲のことしか考えていないなと改めて感じた。朝、起きてから夜眠るまでどうしたら五欲を満たすことができるかばかり考えている。それが普通だし、それ以外を考えることもなかった。
ところが仏教ではそれではいけないと教えられる。後生の一大事の解決こそまずしなければならないことだという。普段は五欲のことばかり考えているから、仏教を聞かなければ後生の一大事のことを考える機会がない。
人は必ず死ぬ。それもいつ死ぬか分からない。早ければ今晩、死ぬことだってあるだろう。それなのに後生の一大事の解決を考えないというのはおかなしなことかもしれない。
仏教を聞いていると、後生の一大事の解決を早くしなければならないことがわかってくる。五欲を満たすことよりも大事なことだと知らされてくる。
仏教を聞き続けなければ、わからないことってあるなと感じる。一度や二度聞いただけではわからないから継続していくことが大事だ。
仏法は聴聞に極まるといわれるが、続けることが大事だと改めて思う。
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