要約
一切法は因縁生なり (お釈迦さま)
因 自分の行い
縁 環境
果 運命
因縁和合 → 因だけ縁だけでは結果は生じない 因と縁どちらも大事
自己責任論の問題点 学校の成績が悪いのは子供のやる気だけの問題か?
→ 経済格差で勉強ができる環境が違う
→ 公立に行くか私立に行くか 塾に通うことが出来るか 親の所得によって学歴は比例する
自分の人生はこんな環境だから上手くいかない
→ 〇〇ガチャ 親 会社 配属 遺伝
惑業苦
惑 → 恨み
業 → 悪い行い
苦 → 悪い運命
縁が悪くても因を変えることができれば、運命は変わる
→ 悪い環境でも自分は何ができるかを考えることによって運命は良くなる
感想
仏教では自分の人生を変えようと思ったなら、因と縁を変えることが大事だと教えられる。たとえ悪い環境でも自分の行いを大事にすることで運命が良くなるという。
僕自身のことでいえば、同じ環境で生活していても、その人の行いによってその後の運命は全然違うものになるなと感じることが多い。最初の時点では同じ環境で同じくらいのレベルだったのが、自分の行いによって、成長していく人もいるし、相変わらず成長しないなと思う人もいる。成長する人は環境も自ら変えていくことができる。成長しない人はずっと同じ環境に居続けている人が多い。
因と縁どちらも大事だと説かれる仏教の教えは本当にそうだなと感じさせられる。
仏教を学んでいるとこれは真理だと思うことが多いが、仏の悟りとは人間の知恵とは違うなと驚かされてばかりだ。
仏教って本当に面白いと感じる。
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