リトル・ブッダ

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

Blu-ray

映画監督 ベルナルド・ベルトリッチ

ベルナルド・ベルトルッチは、イタリア出身の映画監督・脚本家です。10代から詩作に取り組み、詩人で映画監督のピエル・パオロ・パゾリーニと出会ったことをきっかけに、映画製作の世界へ進みました。

パゾリーニの助監督を経験した後、1962年に『殺し』で監督デビュー。その後も社会や政治、人間の欲望などを題材にした作品を発表しました。

1972年の『ラストタンゴ・イン・パリ』は、その性的な描写によって大きな議論を呼びました。

1987年には中国最後の皇帝の生涯を描いた『ラストエンペラー』を監督。同作品はアカデミー賞作品賞を受賞し、ベルトルッチ自身も監督賞に輝きました。

あらすじ

アメリカのシアトルで両親と暮らす少年ジェシーのもとに、チベット仏教の僧侶たちが訪れる。彼らは、亡くなった高僧ラマ・ドルジェの生まれ変わりを探しており、ジェシーがその候補者ではないかと考えていた。

突然の出来事に戸惑う両親だったが、僧侶たちとの交流を通して、チベット仏教の教えや輪廻転生について知ることになる。

一方、物語では古代インドを舞台に、王子として生まれたシッダールタが、人間の苦しみや生と死の問題に向き合い、悟りを求める姿も描かれる。

現代の少年と仏陀の生涯という二つの物語が交差しながら、人生や命の意味を問いかけていく。

感想

チベット仏教の高僧ドルジェの生まれ変わりが、アメリカのシアトルで住んでいる少年かもしれないといい訪ねてくる高僧ノルブ。仏教の輪廻転生のことを意味しているが、アメリカ人には受け入れられない思想だとわかる。そこから高僧ノルブは両親を説得して少年をブータンへ連れて行くところから物語が始まる。

外国人の仏教のイメージはいろいろあると思うが、輪廻転生というのはあまり知られていないだろう。現代では瞑想などはビジネスパーソンが取り入れるようになり一般的になったと思う。しかし、輪廻転生は映画製作時においても現代においてもまだまだ知られていない思想ではないだろうか。

また輪廻転生というのはとても物語に取り入れやすい思想でもある。日本でも小説やマンガの題材に使われることは多い。

映画は高僧ドルジェの生まれかわりを探す旅と同時にブッダの誕生から悟りをひらくまでも描かれている。2500年前のインドの世界をリアルに再現した監督の手腕に驚かされる。

ブッダは悟りを開く前はシッダルタ太子といい王族に生まれた子である。王様や妃の衣装はとても豪華できらびやかでリアルだった。シッダルタ太子の衣装も王族にふさわしくきらびやかで良かった。

ベルトリッチ監督は「シェルタリング・スカイ」でもそうだったが、儀式を描くのがうまい。本作でもチベット仏教の儀式があるが、深く知らなければ絶対演出できないと思う。そこが並みの映画監督と違い巨匠と言われるゆえんだと思う。

関連映画

あわせて読みたい
ラストエンペラー Blu-ray リンク 主演 ジョン・ローン ジョン・ローンは、香港出身の俳優です。10歳で京劇学校に入り、演技や武術などを学びながら舞台経験を積みました。 18歳で俳優を...
あわせて読みたい
シェルタリング・スカイ Blu-ray リンク 主演 デブラ・ウィンガー デブラ・ウィンガーは、1955年5月16日生まれ、アメリカ・オハイオ州出身の女優。 1970年代に女優として活動を始め、1980年公...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

コメント

コメントする

目次