素直になれなくて当たり前!?

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なぜか素直に動ける人の思考習慣

ℚ アドバイスをされてもやりたくない場合は、お前も自分のやりたくないことをやるならやるよ、と常に取引のような返し方をしてしまいます。実際には相手は自分のやりたくないことを実行しないので私もやりません。どうすればアドバイスを素直に受けとめ、素直に実行できるようになりますか?

Ā アドバイスを素直に受けとめて実行できればいいが、そんな人はいない。

・ 10人に1人くらいいるかもしれないが、ほとんどの人はできない。睡眠・運動・朝散歩を患者に勧めてもやる人はいない。

・ でもずっと言っていれば半年から数年でほとんどの患者はやるようになる。アドバイスしたときに一回や二回言っただけではやる人はいない。

・ だけど、継続的に関わってオススメして真剣にアドバイスを続けた場合、1年くらいするとアドバイスを受け入れて行動していく。

・ 20回~30回くらい言うと行動に移してくれる。数回のアドバイスでやらないのが人間。それが普通。

・ 数回言ってやらない人にイライラしたり、怒るのもバカげている。基本的にアドバイスしてやらない人が普通。

・ どうすればアドバイスを素直に受け止めて実行できるか?の答えは、ただやればいいだけ。最初の一歩を踏み出す練習をする。

・ 目標が高すぎると行動できない。アドバイスをされたとき、それを100分の1に小さくしてやればできる。

・ 普段から言われたことをやる練習をする。言われたことを普段やる練習をしていない人は職場の人や友人のアドバイスを行動化することは不可能。

・ 小さなアドバイスやオススメを一つずつ行動にする練習をする。そうすれば物事を行動に移す力が養われる。

・ 他人のアドバイスを素直に受けとめられない人も多い。事実と感情を分けて考える。他の人にアドバイスされるとマウントされたように思う人。

・ それはあなたの解釈にすぎない。アドバイスの良し悪しを感情を感情を切り離して冷静に分析する。良さそうならやればいいし、効果がなさそうならやらなければいいだけ。

・ 普段からフットワーク軽く行動していないと、いざというときにフットワーク軽く行動できない。世の中の9割は上手に行動化できない。

・ とりあえず行動していくと、物事がすごく捗るようになるし、人生もスゴイスピードで進化していく。逆にいうと行動しない限り、物事がうまくいくはずもない。

健康アドバイスをすると不条理に怒り出す人の理由

ℚ 樺沢先生の本や動画で少し勉強してなんとくなくアドバイスをすると、相手がとても怒ります。怒る人とどう話せばいいですか?

Ā アドバイスすると気分を害する人が多い。朝散歩は健康にいい。セロトニンが出たり、体内時計がリセットされるからいいよとアドバイスすると怒りだす人がいる。基本的に他人を変えることに対する反発感。

・ 自分の欠点を指摘されたときのように思う。良かれと思って言っても、言われた方はお前は不健康だと言われているように感じる。

・ マウントを取られたと感じる。それは自分に引け目があるから。謙虚な人や素直な人はくだらない自己防衛をしない。

・ 「そういういい情報があるんですか、明日からやります」「スゴク気持ちよかったです、ありがとうございました」と言う人もいる。

・ 素直な人はアドバイスを受けてどんどん成長していく。だから頑固な人よりも何倍も成長が早い。世の中の8割は頑固な人。

・ 1~2割は素直な人。アドバイスをすぐに行動に移せる人。頑固な人はどんな素晴らしいアドバイスも拒否する。アドバイスする必要はない。

・ 大切な人や家族にはアドバイスしていいが、誰でも彼でもアドバイスする必要はない。教えてくださいと言われたら教える。

・ 相手が聞きたいモードになっていない人にいろいろアドバイスした場合、突然インターホンを押して訪れたセールスマンのようになる。どんなにいい商品でも購入しないのと同じ。

アドバイスを結果に繋げる方法

ℚ 人からのアドバイスをうまく受け取る方法を教えてください。自分はアドバイスされた時に難しく考える癖があります。

Ā アドバイスには良いものと悪いものがある。アドバイスが正しいのか吟味する必要がある。

・ 専門家や経験者からの適切なアドバイスもあるし、友達からのアドバイスもある。恋愛の相談は恋愛の専門家に聞く。

・ 就職して仕事の相談を23、24歳の人がする場合、同僚の同年代の人に相談してもその人なりの意見は聞けるが、本当の正解はわからない。

・ 転職の相談を、転職の経験のない友人に聞いた場合、アドバイスが間違っている可能性もある。そもそもアドバイスが正しいのか吟味する必要がある。

・ そのアドバイスが、自分がやりたいことか、アドバイスが適切か、二つの基準を考える。やろうと思えばやればいいし、やりたくないことや無責任なアドバイスだったらやらなくていい。

・ アドバイスには見当違いや時代遅れなものもある。いろいろ調べたりして吟味する必要がある。

・ 私(樺沢)は他人の意見は聞かない。アドバイスを参考にしない。複数の人が同じことを言う場合は聞いてもいいと思う。

・ 親や複数の友人に同じことを言われた場合は正しい可能性もある。アドバイスは聞くだけは聞くが、自分で吟味して調べて最後は自分で決めるのが、結果につながる方法。

感想

アドバイスされたときに、素直に実行する人はほとんどいないという。素直に実行するためには、普段からフットワーク軽く行動することが大事。

また、他人にアドバイスをするときも気をつけなければならない。安易にアドバイスをすると相手を不快にさせてしまう。

僕自身は他人にアドバイスすることはほとんどないし、他人からのアドバイスはなるたけ聞くようにしている。すべてのアドバイスを実行できているわけではないが、まったく受け入れないわけではない。

アドバイスを実行するときは、自分自身が本当に困っているときや、どうすればいいか打開策がみつからないときにやってみようと思う。やらなければ変らない、と強く思ったときにアドバイスがすんなり入ってくる。

自分がうまくいっているときはアドバイスはいらない。自分が逆風に立たされた時こそアドバイスを聞き入れることができると思う。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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