諸行無常とは?意味をわかりやすく解説
「諸行無常(しょぎょうむじょう)」とは、この世のすべては変わり続け、同じ状態にとどまるものは一つもない、という仏教の言葉です。
簡単にいえば、すべてのものは続かない、ということです。
諸行無常の例|日常で起きていること
諸行無常は特別な話ではなく、私たちの日常の中にあふれています。
人間関係の変化
・仲が良かった友人と疎遠になる
・好きだった人の気持ちが離れる
・環境が変わり人間関係が変化する
「ずっと続く」と思っていたものほど、変わったときに苦しみます。
心の変化
・昨日好きだったものに興味がなくなる
・ささいなことで気分が落ち込む
・理由もなく不安になる
自分の心すらずっと続かない。
これも諸行無常です。
体や環境の変化
・若さが失われていく
・健康に不安を感じるようになる
・仕事や収入が安定しない
「このままでいたい」と思っても、止めることはできない。
なぜ諸行無常は苦しいのか
自分が信じていたことに裏切られるからです。
・この関係はずっと続くはず
・この幸せはなくならないはず
・今の状態が続くはず
自分のあて力にしていたものは永遠には続きません。
分かっていても苦しむ理由
「すべてのものは続かない」と頭ではわかっていても、何かを信じあて力にしなければ生きていけません。
人は自分の心すらコントロールできない。
では、どうすればいいのか
ここで多くの人が疑問に思います。
「何を信じて生きていけばいいのか?」
すべてのものが続かないのなら、頼れるものがありません。
『歎異抄』が示すヒント
この問いに答えたものが『歎異抄』です。
『歎異抄』の中に絶対に崩れない「摂取不捨の利益」という幸せがあることが示されています。
「摂取不捨の利益」を獲られれば、苦しみの人生から喜びの人生に変わります。
まとめ|諸行無常をどう受け止めるか
・諸行無常=すべては続かない
・苦しみの原因=信じていたものに裏切られる
この世のものはすべて続かない世界で、何をよりどころにするか、が大切になります。
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