要約
定年後の人生で大切なもの三つ
→ 仕事 お金の安定 健康の維持 人間関係の維持
→ お金 収支のバランス 投資 お金の知識
→ 健康 ウォーキング 食生活 睡眠 健康管理
これらは人生の目的ではない より長く安定して生きていくためのもの
フランスの哲学者 人生の目的
人間は生まれたときに十枚のコインを手にして生まれてくる。そのコインで何を買うかはその人その人に委ねられる。十枚のコインにあたるのが人生の命の時間。
→ 人生で何を買うか? 何に使うか?
定年退職したぐらいだと65歳。コインは7枚くらい使い切ったくらい。80歳、90歳まで生きるとしたら残りのコイン3枚を何に使うか?いつかはコインを使い切るときがくる。
→ そのとき、後悔しないか、何に使えば後悔しないか
女性の一生
世の中の娘が嫁と花咲いて嬶としぼんで婆と散りゆく (一休)
すべての人の人生の最後は死
→ 今生から後生へ旅立つ
旅立つ先がわからない 行先が暗い
→ それを無明の闇という 後生暗い心 人生の旅立つ先がわからない暗い心
仏教では無明の闇を破る教えが説かれている
→ 無明の闇が破られると絶対の幸福になれる
→ 絶対の幸福になることが人生の目的だと説かれる
感想
仏教で教えられる人生の目的とは、無明の闇を破り絶対の幸福になることだという。それを後生の一大事の解決をすることともいわれる。つまり、死んだらどこへいくのかをはっきりさせると。
定年後になったら、死が一段と近づいていると感じるだろう。あとどれだけ生きていられるか、現在の自分の状況を考えて不安な気持ちが募ってくるのではないだろうか。
後悔しない人生をおくりたいと誰もが思うだろう。もし残りの人生で仏教の説かれる人生の目的を果すことにエネルギーを注げたら、充実した生活になると思う。若い時にこれが人生の目的だと思って目標にしてきたことは、達成できたこともあるしできなかったこともあると思う。しかし定年後に新しい目標を見つけるのはなかなか難しい。仏教の教えを学んでいくことは人生を豊かにすると思う。
何歳からでも仏教を学んでいくことが、人生をより充実した日々に変えていくだろう。
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