要約
どんなときに苦しむか
信じていたものに裏切られたとき
夫 妻 親 子 金 名 地 健 才 美
あて力、支え、たよりにしていたものに裏切られたとき
愛情の幸福にすっかり身をゆだねる人の心情が深く、かつ純粋であればあるほど、その人は確実に、そして完全に、不幸になるだろう (ヒルティ)
なんのその 百万石も 笹の露 (小林一茶)
露の世は 露の世ながら さりながら (小林一茶)
小林一茶は仏教思想から金、名声にとらわれない人だったが、娘、さとの死はとても悲しんだ
正信偈 (親鸞聖人)
正しい信心 = 信楽
死がきてもいろあせることのない信心 何があっても裏切られることのない信心
聖人一流の御勧化の趣は、信心をもって本とせられ候 (蓮如上人)
感想
信じているものが大きければ大きいほどそれに裏切られたとき苦しみも大きい。人はそれぞれ信じているものが必ずある。僕の場合は健康が大きい。学生時代に病気になったとき、まさか自分がそんな病気になるなんて思ってもみなかった。
あて力にしているものは必ずくずれる。たとえ生きている間は大丈夫だったとしても、死がきたらすべてくずれる。
しかし仏教には死がきてもくずれることのない信心があるという。それが正しい信心、信楽という心の世界がある。
そんな信心があるなんて信じられないが、それを親鸞聖人はご一生をかけ説かれたことだった。信楽という身になりたい。なった世界を体感してみたい。
これからも続けて仏教を聞いていきたい。
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