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普段求めている幸せとは人との比較によるもの

要約

仏教では幸福とは二つあると教えられる

相対の幸福

→  いい大学に入りたい 正社員になりたい 役職につきたい すてきな恋人が欲しい

→  普段これがあれば幸せだと思うものはすべて相対の幸福になる

→  相対の幸福とは比較する幸福のこと

比べる幸せとは?

→  人との比較による幸せ

→  自分より幸せな人と比べれば惨めになり、自分より不幸な人と比べれば辛くなくなる

→  何と比べるかによって幸福感は変ってくる

昔からのことわざ

→  上見て暮らすな 下見て暮らせ

どうしたら幸せになれるか?

→  他人の不幸をできるだけ多く見たり聞いたりすればいい

人の不幸を見て安心する、失敗を聞いて喜んでいる、そういう幸せは醜い

絶対の幸福

南無阿弥陀仏をまるもらいしたときに信楽の身になる

信楽 = 絶対の幸福

→  人と比較しての幸福ではない一人いて一人喜べる幸福

南無阿弥陀仏を頂くまで真剣に聴聞する

感想

普段求めている幸せとは相対の幸福、人との比較によって決まるものだという。幸せを感じたかったら自分よりも不孝な人を探して比べればいい。そうすれば自分はまだ恵まれているほうだと幸せを感じられる。

自分より幸せな人というのは数えきれないほどいる。ニュース番組で報道されるアスリートの活躍や芸能人の活躍を見ると、すごいなと感じるのと同時に自分には才能がなくて悔しい気持ちが起こる。一方では犯罪を犯して逮捕される人を見るとこの人より自分はましだなと思う。上には上がいるし下には下がいる。

仏教では人と比較しない幸福が教えられている。それが絶対の幸福だといわれる。一人いて一人喜べる幸せという。絶対の幸福とは人生で一番の幸せだから人と比べる必要はない。その身になれれば人生の目的を達成できたといえるくらい素晴らしいことだと教えられる。それほど素晴らしい幸福になれるなら、ぜひともなってみたい。

仏法は聴聞に極まる。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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