要約
慕われる人というのは与える人
仏教では与えることを布施という
→ 応援する
→ 支える
→ 認める
→ 教える
慕われない人は欲しがる人
→ 気を使って欲しい
→ かまって欲しい
→ 近づいて欲しい
→ 支えて欲しい
こんな定年退職した人は雇用したくないとはどんな人か
→ 気遣いがない人
→ 威張る人
→ 文句が多い人
→ 話を聞かない人
これらはすべて欲しがる人
慕われたかったら慕われたいと思わないこと
→ 自分はどうしたら人に与えられるかを考える
→ 他人を幸せにすると自分も幸せになる 自利利他
お金がなくても人に与えることはできる
→ 賢者になる 知恵や経験を伝える
人生80年といわれる
→ 生まれてから18才までは学ぶ時期
→ 20才から65才までが働く時期 世のため人のために働く
→ それから80才までの15年か20年の間はまた学ぶ時期にする
学んだことはアウトプットするといい
感想
慕われる人というのは与える人だいう。相手を幸せにすることが自分も幸せになる。仏教で教えられる自利利他のことだ。逆に慕われない人とは欲しがる人だという。それを仏教では我利我利亡者という。
僕はプロ野球の監督だった野村克也さんが好きだが、野村克也さんほど愛され慕われた人は稀だと思う。ボヤキのノムさんの愛称で野球ファンから愛されていたし、書籍を数多く出版して新たなファンを獲得していた。僕は野村監督の本を何冊も読んだことがあるが、中国古典に詳しく勉強になることばかりだった。その本を読んだおかげでのちの仏縁につながったと思っている。野村監督はまさに与える人だった。賢者といっていい存在で知識や経験を惜しげもなく披露してくれた。
仏教で教えられる布施とは六度万行の中の筆頭にあげられる善い行いの一つだ。仏教ではまず人に与えよと教えられるのは、相手を幸せにせよということだ。相手を幸せにすると自分も幸せになれる。その原理原則を知っているだけで、日々の生活は変ってくると思う。
仏教を学ぶことは人生の真理を知ることが出来る。
コメント