要約
怒りは健康によくない
免疫力高まるときは、リラックスしているとき。
免疫力下がるとき、カッと腹を立てたとき。
腹を立てると血液はドロドロになる。
怒りは美容によくない
怒ると活性酸素を出し、肌が荒れる。
三毒の煩悩の一つ 怒り
思い通りにならないとき、目上の人だと憎悪になり目下の人だと怒りになる。
凡夫というは、無明煩悩われらがみにみちみて、欲もおおく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおおく、ひまなくして臨終の一念にいたるまでとどまらず、きえず、たえず (親鸞聖人)
こんな私たちが幸せになれるのか?
凡夫直入の真心を決定しましましけり (覚如上人)
感想
怒りは健康にも美容にもよくない。なんとなく怒りはストレスだと思っていたが、健康にも美容にもよくない根拠があった。
仏教では三毒の煩悩の一つとしてかぞえられ、百八ある煩悩の中でも代表的なものとして扱われる。怒りをなくすことはできない。自分で怒りをコントロールするのは難しい。ついカッとなり怒りを爆発してしまい、人間関係が悪くることは誰にでもあることだと思う。
しかし、仏教では怒りの煩悩があるままで幸せになれる心の世界がある。煩悩がある限り、悪因をつくってしまう。煩悩をなくすことはできないのだから、人間の力だけでは幸せになれないということだ。
阿弥陀仏のお力を借りなければ、とても煩悩まみれの人間が幸せになることができない、と仏教では説かれている。
仏教とは煩悩との闘いではなく、煩悩あるままで救う教えだった。
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