要約
人はみな自分の視点でものをみる
一水四見 水がどう見えるか?
人 → 飲み水
魚 → 住処
餓鬼 → 炎
天人 → 瑠璃
カエサルの言葉 見たいと思う現実しか見ない
自分にとって得か損か?
善悪の二つ、総じてもって存知せざるなり (親鸞聖人)
正も邪も 勝手に決める わが都合
和するを以て 貴しとなす (聖徳太子)
感想
人はみな自分の視点で世の中を見ている。自分にとって損か得かで判断している。確かにそうだ。仲よくしたい人は自分にとって優しい人だし、自分に批判的な人や敵意を向けてくる人は嫌いだ。
自分の都合でいい人にもなるし嫌いな人にもなる。
結局人は我利我利亡者なのかと落胆してしまう。だから煩悩具足の凡夫である人間の知恵ではうまくいかない。仏教の教えを聞くことで自分の思考を反省したり、改善することが大事なんだと思う。
仏教には煩悩具足の凡夫のままで幸せになれる方法が説かれている。
聴聞を重ねると、こんなことも教えられているのかと驚くことが多い。
仏縁を結ぶことができたことに感謝。
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