要約
この御正忌のうちに参詣をいたし志を運び、報恩謝徳をなさんと思いて、聖人の御前に参らん人の中に於いて、信心を獲得せしめたる人もあるべし、また不信心の輩もあるべし。以ての外の大事なり。(蓮如上人)
御正忌 = 報恩講
志を運び = お布施 お金 お米など
信心獲得すというは第十八の願をこころうるなり
第十八願 = 阿弥陀仏の本願 誓願 お約束
説我得仏 十方衆生
至心信楽 欲生我国
乃至十念 若不生者
不取正覚 唯除五逆
誹謗正法
約束 十方衆生 すべての人
内容 信楽 信心歓喜(お釈迦さま) 金剛心(善道大師) 摂取不捨の利益(親鸞聖人)
誠なるかなや 摂取不捨の真言 超世稀有の正法 聞思して遅虜することなかれ
感想
親鸞聖人のご命日にすべきことは、はやく信心獲得すること。第十八願が本当だったと知らされること。それが親鸞聖人の喜ばれることだった。
はやく信心獲得するためには真剣に仏法を聞かなければならない。僕はまだまだ聴聞が足りていない。すべての人を信楽の身にしてみせるという阿弥陀仏のお約束が本当だった、と知らされるときは一念でおとずれるといわれる。いったいどんな瞬間なんだろうと想像してもわからない。
いつか、第十八願本当でしたといえる日がくると信じている
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