要約
お経のことを修多羅または仏典という お経はお釈迦さまが説かれたもの
仏の悟りをひらいてから四五年間のご説法の記録
→ 一切経 一代教 八万の法蔵 大蔵教 七駄片馬
今日では読経をする意味は死んだ人の供養になること
しかし、仏教には長いお経を読むことで死んだ人が浮かばれるということは、教えにない
→ お経は生きている人に伝えるためにお釈迦さまが説かれた説法である
本来は、葬式でお経をあげたら、そのお経の意味を知り人生を考えることが大事
あながちにもろもろの聖教を読み、物を知りたりというとも一念の信心の謂を知らざる人は徒事なりと知るべし。 (蓮如上人)
一念の信心とは?
→ 一念で獲得する信心
一念 = 時刻の極促
一念で獲得する信心とは?
→ 弥陀の本願まことだったとはっきり知らされた信心 無上の幸福 いつ何が起きても崩れない幸せ
感想
お経とは葬式や法事のときに、お坊さんがきて仏壇に向かって読むものくらいにしか思っていなかった。しかし、本来はお経とはお釈迦さまが説かれた説法だからその意味を知り、人生を考えることだという。
お経の意味を教えてもらったことはない。お経には、無上の幸福になるための教えが書かれているということも知らなかった。
お坊さんにお経の意味を尋ねたことはないが、お坊さん自身からお経の説明をしてくれたらよかったのにと思ってしまった。そうすれば、人生について考えるいい機会になるし、弥陀の本願についても知る機会になったのに。
仏教を正しく教える善智識といわれる人に出会うことはなかなかないんだなと思った。
僕自身が善智識と出会うことができたのは、本当に運が良かったとしか言いようがない。
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