やがて死ぬのに、なぜ生きるのか。
この人生の根源的な問いに答えを示し、世界を魅了しつづける名著、『歎異抄』。
本書は、仏教や歴史の知識が全くない「はじめての人」でも理解し、答えにまでたどりつける、入門書の決定版である。
この無上の幸福を知ったとき、それまでの人生のすべては意味を持ち、無駄なものは何一つなくなるのです。
仏教についてあまり詳しくない人が読んでもとてもわかりやすい内容だった。阿弥陀仏とお釈迦さまの関係や阿弥陀仏のお力の素晴らしさなどが、平易な文章でかかれている。
古今東西のすべての人は難病で苦しんでいる。その難病人を救うための名医が阿弥陀仏であると例えられている。
本書を読みすすめていいくと、すべての人がどういう難病で苦しんでいるのか、どうしたら難病が治るのかがわかってくる。
そして親鸞聖人がこの難病から救われたことを教えられたのが『歎異抄』であることがわかる。
仏教の全体像がつかめるとても分かりやすい本である。
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