「何になるか」より「何をするか」

要約

成瀬は天下を取りに行く 

生き方がかっこいい 成瀬あかり

質問 成瀬さんは将来何になるんですか?

答え 「何になるか」より「何をするか」

人は生まれで賤しい人になるのでもなければ、バラモンになるのではない。人は行為によって、賤しい人にもなりバラモンにもなる。  (お釈迦さま)

日本の現代社会では

「何になるか」 学歴 職業 役職 容姿

「何をやるか」 行為

仏教では今からの行い(種まき)が大事 仏教で勧められている行い

やるといいこと 

→  布施 人に与える 

→  忍辱 怒らないこと

→  智慧 因果の道理を知ること 善因善果 悪因悪果 自因自果

やめるべきこと

→  慳貪 人から奪うこと

→  瞋恚 怒ること パワハラ

→  愚痴 妬み 嫉み 恨み 他因自果

感想

何になるかよりも何をするかが大事。そう答えられる人は確かにかっこいい。自分の憧れたものになりたいと思うことはよくあるが、結局何がしたいかわからないことがある。

僕自身は、高校生のときは映画監督になりたいと思っていた。北野武監督に憧れていて、自分も映画監督になって有名になりたいという夢があった。しかし、映画監督になって何をしたかったかははっきりしていなかった。もちろん映画を撮ることをしたかったのだが、自分に映画になるようなテーマがあったわけでもなく、それに自主製作で映画を撮ることもなかった。ただ、有名になりたいという漠然とした思いがあっただけだった。つまり何をやるかを突き詰めて考えていなかった。

仏教では今からの行いが大事だと説かれている。布施、忍辱、智慧を実践すること。何も大きな夢をもたなくても、これらを日々心掛けていけば幸せになることができる。実際、僕自身仏教を学んでいくうちに行いは変わっていったし、幸せになっていると思う。

仏教は生きる知恵が説かれいて人生に役に立つことばかりだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました