自力の迷情を一念で斬り捨てる

要約

利剣即是 弥陀名号

→  南無阿弥陀仏の名号 自力の迷情を斬る(疑情)

生死流転の本源

→  苦悩の根元 自力の迷情

還来生死輪転家

→  生死輪転の家に還来することは

決以疑情為所止

→  決するに疑情を以て所止と為す

自力の迷情が死に他力信心が生まれる

→  正定聚 絶対の幸福の身になれる

無明長夜の 闇を破し 衆生の志願を みてたまう  (親鸞聖人)

南無阿弥陀仏を頂くには、真剣に聴聞する

あわれあわれ、存命の中に皆々信心決定あれかしと、朝夕思いはんべり。  (蓮如上人)

感想

南無阿弥陀仏が自力の迷情を一念で斬り捨てるから刀剣といわれるという。一念で絶対の幸福になれるということ。

他力信心が生れたときはどんな状態になるのか想像もつかない。一念でがらりと変わるといわれる。仏法を聴聞しているときは、なるほど、そうだなと思いながら聞いているが、絶対の幸福になったという瞬間がまだきていない。

南無阿弥陀仏を頂くには真剣に聴聞することが大事だという。僕自身はまだまだ聴聞が足りていない。いったいいつになったら絶対の幸福になれるのだろう、と思うがそう簡単になれるものじゃないと自分にいい聞かせている。

何事も続けることが成功のカギだといわれる。

焦らず、腐らず、聴聞を続けていきたい。

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