普通の幸せなどない

要約

普通とは多数派

50代女性 普通だったら結婚して家族がいるはずなのに

男女の平均死亡年数

男   未婚  65~69歳

    既婚  80~84歳

    離婚  70~74歳

女   未婚  85~89歳

    既婚  80~84歳

    離婚  85~89歳

男性は結婚しないと早死にする

女性は結婚すると早死にする

仏教  有無同然  →  あっても無くても苦しみは変わらない

→  独身なら結婚に憧れる 独りでいると寂しいし孤独

→  結婚してたら独身時代の自由さに戻りたいと思う

ない人は鉄の鎖で苦しむ

ある人は金の鎖で苦しむ

普通に暮らしている人などいない

みんなそれぞれ何で自分だけこんな苦しみがあるのかと思っている

「のんきと見える人々も、心の底を叩いてみれば、どこか悲しい音がする」  (夏目漱石)

どこにも普通の幸せはない

今の普通に感謝する

感想

普通の幸せが欲しいと思うことがある。しかし普通の幸せなどないことが分かった。何をもって普通の幸せと呼ぶのか。どんな生活をしていても悩みがなくなることはない。

仏教で教えられる有無同然を知ると、みんな悩みを抱えてることが分かる。自分だけなぜこんな苦しみがあるのだろう、と悩むことがある。他の人を見て、あの人は人生うまくいっていていいなと羨むことがあるが、夏目漱石のいうとおり心の底を叩いてみれば、どこか悲しい悩みがあるのかもしれない。

普通なら〇〇なのに自分はだめだなと思う必要はないのかもしれない。

今の自分のおかれている状況に感謝する、それが出来たなら十分幸せなのかもしれない。

仏教の教えを聞かなければ、なかなか考える機会がない事柄だった。

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