心の長者

要約

家の長者より身の長者

家の長者 お金 < 身の長者 健康    < 心の長者 信楽

どれだけお金を稼いでも体を悪くしたらお金を使うことすらできなくなる。

松下幸之助は全財産投げ出してもいいから、君たちの若さが欲しい、といったといわれる。

身の長者は幸せか?

生 → 老 病 死

健康に過ごせても、最後は死が来る。

心の長者  信楽

シッダルタ太子が出家しようと思ったエピソード 「四門出遊」

東の門  老人の姿を見た

南の門  病人を見た

西の門  死人を見た

北の門  修行者を見た

シッダルタ太子は29歳の時に出家される 

勤苦6年35歳の12月8日に仏の悟りを開かれる。老いと病と死を越える本当の幸せがあることを知られた。

感想

普段はお金さえあれば、幸せになれると思う。けれどもお金があっても使うことができなければ意味がない。健康でなければ、いくらお金をもっていても使うことができない。お金さえあればと思うのは自分が健康であるということが大前提だ。

しかし、どれだけ健康でもやがて死が来る。生き続けることはできない。そうなると、老いと病と死を超える幸せがあるあというお釈迦さまの教えが聞きたくなる。

それが仏教だという。

そんな幸せ、世間一般のどの本を読んでも書かれていない。誰も考えたことはないと思う。もしそんなことが教えられているなら誰だって聞きたくなるだろう。

僕自身がこうやって仏教とのご縁があってお釈迦さまの教えを聞けることは、なんと幸せなことだろうと思う。誰もが知りたいことを、学べる機会があるのだから。

仏教の教えとは深淵だ。

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