人間の深い情緒とは

要約

インターネットの情報  玉石混淆  嘘も本当もある

善知識     → 仏教を正しく教える先生

悪知識     → 間違って仏教を教える先生

善導独明仏正意 → 善導大師一人が正しい仏教を明らかにした

真の知識にあうことはかたきが中になおかたし  (親鸞聖人)

AIには情緒がない  一分間に俳句を一万つくることができる

人間の深い情緒というのは究極的には人間の死に結びついている  (藤原正彦)

仏教の教え  人間は死ぬんだという驚き、虚しさから聞法心が生まれる

明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは  (親鸞聖人)

感想

AIやチャットGPTなどが発達してきたが、まだまだ人間には追い付いていない。情報量は圧倒的に人間を超えているが、それが正しいのか間違っているかは判断できない。

AIが発達したら便利な世の中になるだろう。人間のすることのほとんどをやってくれることになると思う。けれども、どれだけ便利になっても人間の根元的な煩悩は変わることがない。喜びも悲しみもなくなることはない。そんなとき頼りになるのはやっぱり仏教だと思う。

AIが人の心を宿すことになるのか? それはAI自身が苦悩することができるようにならなければ心は宿らないのではないか。人間の死について悩むことができなければ人の気持はわからないはずだ。

仏教の教えをAIが学び、説法をする日がくるのか? 

そんな時代がきたらお釈迦さまも見抜けなかった世の中になるだろう。

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