人が失敗したとき、こらえられる人

要約

親切の形

善因善果  幸せの種をまく  

六度万行  布施(親切)

人が失敗したとき  →  責めない 嫌な顔しない 笑わない

対立したとき    →  ムキにならない

怪物と戦うものはその際、自分が怪物にならぬようきをつけるがいい  (ニーチェ)

怒りに怒りをもって報いるは、げに愚かもののしわざなり 罵られた時、罵り返し怒りには怒りで報い打てば打ち返し戦いを挑まれ、戦い返すは愚かなこと  (お釈迦さま)

自損損他  →  自利利他にする

感想

人が失敗したとき、つい責めたくなってしまう。自分が失敗したとき責められるは嫌なのに。対立したとき、自分の意見を貫きとおしたくなる。こんなとき反応せずにこらえることが大事だ。

仏教で教えられる六度万行のなかで、最初にあげられるのが布施(親切)である。親切とは相手になにか施すことを考えがちだが、人が失敗したときに責めないことや嫌な顔をしない笑わないなど、自分自身を自制することも含まれるという。何もしていないような気がするが、それが相手に対しての優しさになるということだ。

相手を許したり、譲ったりする心は自分に余裕がないとできない。一朝一夕でできることじゃない。普段から心がけないと、いざとなったときに自分を自制できない。

仏教の説かれる六度万行は幅広く、生活にいかすことが出来る。

普段から布施を実践していくことで少しでも器の大きな人間になれるように心がけていきたい。

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