『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』

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夫婦関係はとても難しいですが、夫も妻も互いが協力して人生をおくる決意が必要です。それは日常の家事分担から子どもができれば育児の協力。あるいは両親の介護をする時期などさまざまな場面で協力が必要になります。

そんななか、どちらか一方の負担が重くなったとき夫婦関係に不満がたまります。夫と妻が話し合いで解決できればいいですが、話し合いを避けると不満はどんどん膨らんでいきます。

不満が解決できなかったら夫婦関係は冷めきったもになるか離婚という形になります。そういう結果にならないために普段からお互いの気持ちや不満を話し合い協力して生きていく意識を持たなければなりません。

はじめに

あなたはパートナーと味方同士だろうか? 敵対してしまっていないだろうか? どれだけ円満に見える夫婦にも大なり小なり問題はあります。なぜなら、問題を抱えない人間はいないから。なので「夫婦関係をよくしたい」と思ったときに、”問題がすでにあること”を前提とし、そこからどうリカバリーすればいいのかという視点が必要ではないかと思うに至りました。言うなれば「夫婦のリカバリー力」です。似た問題を抱えていても、夫婦ごとの対処の仕方によってその後の展開がまったく異なることはよくあります。

本書の著者 犬山紙子 ’81年、大阪府生まれのコラムニスト。’11年、”美女にもかかわらず負けている恋愛エピソード”を収集した著書『負け美女~ルックスが仇になる~』(マガジンハウス)でデビュー。

その1

家事の分担でパートナーに不満を溜めさせないこと。その一つに夫婦に上下関係を持ち込まない。「稼いでいるほうが上」になってしまうことで、双方の関係は「支配と支配される側」となる。また、支配される側となったほうは自分でも内面化してしまい、自分より稼いでいる相手に物を言いづらくなっていくことになる。

夫婦に上下関係を持ち込まないことはとても重要だ。僕の父は典型的な亭主関白だったので母はとても我慢していた。父は特に料理の味付けにはこだわりがあり、そのことで母はかなり苦労していた。そんな母を見ていたので夫婦関係は対等なことが大事だと思っている。

その2

東レ経営研究所による「女性の愛情曲線」というグラフがある。これによると、結婚直後から妻の夫に対する愛情は下がっていくのですが、出産して、子どもの乳幼児期に妻が「夫とふたりで子育てした」と思えたら、どんどん愛情は復活し、子どもが高校に入学する頃には新婚時の愛情と変らないまでに回復するようです。逆に夫が子育てに参加しない場合、子どもが高校に入学する頃には、妻の愛情は地に落ちています。

結婚の直後から夫への愛情は下がっていくというのは、なんと悲しいことか。しかし夫は妻と子育てを頑張ることで妻からの愛情を復活させることができる。亭主関白だと思いこみ、ふんぞり返っていると妻との関係は最悪になってしまう。妻への思いやりは常に持ち続けなければならない。

その3

結婚生活の満足度とセックスの有無は、月1回以上セックスしている夫の満足度は7割、レスの夫の満足度は4割ほど。対して月1回以上セックスしている妻の満足度は4割、レスの妻の満足度は3~4割ほどと、妻はセックスがあろうがなかろうが、夫より結婚への満足度が低い結果でした。セックスはコミュニケーションですから、お互いをいたわり合うセックスができていれば、嫌悪感は湧きにくいものです。そのためにも相手へのヒアリングは必須。何が好きでどんなことがしたいのか、何が嫌なのか。

夫と妻ではセックスに対する満足度がこれだけ違うものというのは驚きだった。女性はセックスがあるのか、ないのかに満足度はあまり変わらない。しかしセックスがまったくなくなってしまったら、夫婦関係は寂しいものになってしまう。だからお互いによく話しうことが必要だ。セックスのことは恥ずかしいからと逃げずに、向き合うことが大事だと分かった。

本書には、夫婦関係におこるさまざまな問題を事例にしその解決法が書かれている。今、夫婦関係がうまくいっている人もうまくいっていない人も読んでみる価値は十分にある。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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