お金や名誉をどれだけ手に入れても幸せになれない

要約

三十代女性 

ポスドク  年収10万円

→  怒りをぶつけられる 別居

どのようにすればいいか?

お金 名誉 夫 健康 親 子供 容姿 才能

→  これらを手に入れることは難しい

諸行無常  →  すべてのものはずっと変わらないものはない

豊臣秀吉  いっかいの水飲み百姓から天下人になった人

→  お金 名誉 パートナー 親 子供 容姿 才能 すべてを手に入れた人が秀吉

しかし本当に幸せだったか?

→  お金はいつ盗まれるか、いつ壊れるか戦々恐々としていた 風呂やトイレに隠し堀があった 常に命を狙われていた

→  親族を処刑したり側近を粛清したりしている

果たして幸せだったか?

露とおち 露と消えし 我が身かな 難波のことも 夢のまた夢  (豊臣秀吉)

まことに死せんときは、予てたのみおきつる妻子も財宝も、わが身には一つも相添うことあるべからず。されば死出の山路のすえ、三途の大河をば、唯一人こそ行きなんずれ  (蓮如上人)

信楽 摂取不捨の利益 信心決定 正定聚

→  間違いなく浄土にいって仏に生れることができる

仏法は聴聞に極まる

感想

豊臣秀吉はいっかいの水飲み百姓から天下人になった人だが、本当に幸せだったのか考えさせられた。常に命を狙われていて、風呂やトイレに隠し掘りがあったという。そんな生活だったら天下人になりたくはない。

どれだけお金や名誉を手に入れても、悩みや不安はつきものということがわかった。

仏教では死んでいくときには、妻も子どもも財産も置いていかなければならないと説かれる。人生で得た幸福はすべて死んでいくときには崩れてしまう。

ところが、仏教の教えの一番大事な教えとは死が来ても崩れない幸せがあると説かれていることだ。それが、信楽であり、摂取不捨の利益であり今日の言葉で言えば絶対の幸福という。

それは、間違いなく極楽浄土へいって仏に生まれることができること。

死んで浄土へいくことが決まっていたら、死が来ても崩れない幸せといえる。

信楽の身になるためにはどうすればいいか? 

仏法は聴聞に極まるという。

聞いて聞いて聞きぬいて、絶対の幸福になってみせる。

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