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まいた種は必ず生える

要約

娑婆 = この世(堪忍土)

穢土 = 煩悩によって汚れている世界

煩悩具足の凡夫 = 人間(煩悩の塊)

うまくいく 思い通りにしたいのは欲があるから

儲けたい   = 財欲

好かれたい  = 色欲

認められたい = 名誉欲

楽をしたい  = 睡眠欲

食べたい   = 食欲

思い通りになることがいいことか?

相撲の世界では三年後の稽古をせよ、というものがある

四股やてっぽうなどの稽古は地力がつくが、すぐには身につかないもの

仏教ではすぐに結果がでないときは行いを貯金していると思えと教えられる 

精進(努力) →  果報 となる

貯金はすぐに引き出す人はたまらない  一番いいのは貯金していることを忘れてしまうこと

まいた種は必ず生える 努力は必ず報われる

まいた種は縁がこなければ結果としてあらわれないが、時間差がある それを例えると

米  その年に収穫できる

麦  翌年に収穫できる

桃栗 三年後に収穫できる

柿  八年後に収穫できる

のようになる

感想

うまくいかないときは人生の中で必ずある。特に大きな目標を立てたときなど、うまくいかなくてイライラすることがある。そんなときにもう諦めようかなとか、続けていても意味がないかもと思ったりする。

けれどもうまくいかないときは、貯金していると思えばいいとはうまい考えかただ。あとで必ずかえってくるのだから、焦らず腐らず続けていけばいいい。

まいた種は必ず生える、これだけでも知っているかいないかで自分のモチベーションは変わってくる。すぐにうまくいかないほうがあとで大きな果報がやってくる。大切な考え方だ。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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