監督略歴 マーティン・キャンベル ニュージーランド出身。20代半ばで英国ロンドンに渡り、カメラマンとして活動を始める。TVドラマの制作を務める傍ら、コメディ映画「The sex Thief」(73)で長編監督デビュー。70年代後半から80年代にかけて「特捜班CI☆5」や「SCUM」(ともに77)など英国TV映画の製作・監督を手がけ、監督作「刑事ロニー・クレイブン」(85)は英国アカデミー賞で6部門を受賞した。「クリミナル・ロウ」(89)でハリウッドに進出。ピアーズ・ブロスナンが始めてボンド役を演じた「007 ゴールデンアイ」(95)の監督を務めて注目を集め、「マスク・オブ・ゾロ」(98)や「バーティカル・リミット」(00)などのアクション大作で世界的ヒットを収めた。以降の映画監督作にダニエル・クレイグ主演「007 カジノ・ロワイヤル」(06)、「グリーン・ランタン」(11)、「ザ・フォーリナー 復讐」(17)など。

感想
本作は、ダニエル・クレイグが初めてジェームズ・ボンド役を演じた第一作目の作品です。映画は開始そうそう敵組織の重要人物が逃げてそれをジェームズボンドが追いかけるシーンから始まる。迫力のあるアクションシーンが続き、息詰まる展開となっている。
物語の中盤くらいにジェームズ・ボンドと恋におちるヒロインが登場する。ヒロインはセクシーで頭がいい。ジェームズ・ボンドの窮地を救ってくれる女神のような存在だったが実は……。
クライマックスに、敵組織のボスとカジノでポーカーの勝負するシーンはとてもよかった。緊張感があり相手の心理の探り合いがリアルだった。クライマックスが終わると、ようやく安心して終わるかと思いきやそこからさらに物語が二転、三転するのでとても驚く。
007/カジノ・ロワイヤルは100%エンターテイメントでとても面白い作品でした。
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