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映画監督 ロブ・マーシャル
ロブ・マーシャルは、1960年10月17日生まれ、アメリカ・ウィスコンシン州出身の映画監督、振付師。
ペンシルベニア州ピッツバーグで育ち、12歳の頃から地元のミュージカル劇団で活動を始めた。カーネギーメロン大学を卒業後、ニューヨークに移り、ブロードウェイの舞台に出演する。
その後、けがをきっかけに振付師へ転向し、舞台演出の分野でも活躍。1990年代にはミュージカル『シカゴ』や『キャバレー』の舞台制作に携わり、高い評価を受けた。
2002年にはミュージカル映画『シカゴ』で長編映画監督デビュー。同作はアカデミー賞作品賞を受賞し、マーシャル自身も監督賞にノミネートされた。
その後も『SAYURI』(2005年)、『NINE』(2009年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011年)、『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014年)などを監督した。
あらすじ
1960年代のイタリア。世界的に有名な映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)は、新作映画の撮影を控えていた。しかし、脚本が完成せず、創作への意欲も失いかけていた。
仕事の重圧から逃れようとするグイドだったが、周囲の女性たちとの複雑な関係にも悩まされていた。
妻のルイザ(マリオン・コティヤール)、愛人のカルラ(ペネロペ・クルス)、主演女優のクラウディア(ニコール・キッドマン)など、それぞれの女性がグイドの人生に深く関わっていた。
さらに、亡き母親との思い出や幼い頃の記憶もよみがえり、グイドは現実と幻想の間をさまよう。
映画制作への情熱と女性たちへの思いの間で揺れながら、グイドは自分自身の人生と向き合うことになる。
感想
この映画は、フェデリコ・フェリーニ監督の「81/2」のミュージカル版となった作品である。主人公は天才映画監督だが、スランプに陥り映画制作がすすまない。愛人とのつかの間の逢瀬しか息抜きができない。妻との関係は冷え切っていて、会えば喧嘩になり愛人のことを責められてばかり。そんな主人公の夢や少年時代の記憶や女性たちとの関係が、ミュージカルを織り交ぜながらストーリーがすすんでいく。
ミュージカルシーンはとてもよかった。僕自身が好きなミュージカルシーンはペネロペ・クルスのところが印象に残っている。とてもセクシーでエネルギッシュで主人公に対する恋心が伝わってくる。他にはケイト・ハドソンのシーンもとてもエネルギッシュでリズムもよく心地がよかった。
主人公は天才映画監督だが、妻との関係が冷え切っているという設定は多くの人に共感を得られると思う。夫婦関係はながくなるにつれ、すれ違いが起きてくる。会えば喧嘩になってしまう苦しみは古今東西変わらないだろう。
天才映画監督の苦労と苦悩が描かれている本作は、豪華なミュージカルシーンと美しい女優たちの演技で一流のエンターテイメントに仕上がっている。
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