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主演 ジャン=ポール・ベルモンド
ジャン=ポール・ベルモンド(1933年4月9日~2021年9月6日)は、フランス・パリ近郊出身の俳優。
若い頃から演劇を学び、パリ国立高等演劇学校で演技を身につけた。舞台での活動を経て映画界に進出し、1950年代後半から映画出演を重ねる。
1960年にはジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』で主人公ミシェルを演じ、世界的な注目を集めた。同作はフランス映画の新しい潮流であるヌーヴェルヴァーグを代表する作品となった。
その後も『気狂いピエロ』(1965年)、『リオの男』(1964年)、『ボルサリーノ』(1970年)などに出演。
アクション映画から恋愛映画、コメディまで幅広いジャンルで活躍し、フランス映画を代表する俳優の一人として知られている。
あらすじ
妻や子供と暮らすフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、退屈な日常に不満を抱いていた。
ある夜、パーティーから帰宅したフェルディナンは、かつての恋人マリアンヌ(アンナ・カリーナ)と再会する。彼女と行動を共にするうちに、思いがけず犯罪に巻き込まれてしまう。
二人はパリを離れ、南フランスへ向かって逃避行を始める。自由な生活を求めるフェルディナンだったが、マリアンヌとの間には次第に考え方の違いが生まれていく。
美しい海辺の風景のなかで、二人は愛情や自由を求めながら旅を続ける。しかし、マリアンヌの過去に関わる出来事が、彼らの行く先に影を落としていく。
感想
この映画を最初に観たのは、高校生の頃だったがそのときは「よくわからないが、なんかすごい」という感想だった。ゴダール監督といえば難解で哲学的な映画といわれていた。フランスが生んだ天才映画監督の最高傑作がこの「気狂いピエロ」だった。
改めて「気狂いピエロ」を観てみたらストーリーのはこびかたや、色彩感覚、詩的なセリフなどが独創的で、まさに天才と言われるに値するなと感じた。映画には男女の愛と裏切りについてや、日常への倦怠、運命に対する不可解さなど哲学的なことが詩的なセリフで語られている。
この映画は商業映画ではないので一見すると退屈に思えるかもしれないが、芸術や文学に詳しい人が観るととても面白さを感じることができる。
「気狂いピエロ」はゴダール監督の不動の人気を獲得した名作である。
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