〇〇〇がない人は転職に失敗する

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要約

ℚ 転職して一か月です。以前より給料はアップしましたが、勤務時間・通勤時間が長くなり家族との時間が減ってしまいました。仕事内容や人間関係も前の職場のほうがよく、退職し戻ろうかと悩んでいます。一か月で決断するのは早いですか?

Ā 戻れるなら戻った方がいい。普通は戻れない。正社員だと簡単にはかえられない。同じ待遇で戻れるなら戻ったほうがいい。

・ 今の職場に転職したのはそれなりのメリットを感じていたはず。通勤時間が長くなることはわかっていたこと。今は転職ブームでテレビを見ても転職の広告ばかりやっている。転職していい部分と悪い部分は両方ある。

・ 給料もよくなって人間関係も前の職場よりいい、仕事も楽でいい、そんな仕事があるはずない。なかなかいい職場に好条件で転職できることは少ない。いい部分もあれば悪い部分もある。基本的にすべてがいいということはない。

・ 重要なのはあなたの価値観。あなたの生き方。あなたのライフスタイルは何か? 価値が明確なら一瞬で決められる。

・ 「家族と過ごす時間が重要です」、があなたの重要な価値感であれば忙しくて家族との時間が減ったなら元に戻ったほうがいい。それよりも「今はお金が必要です」、があなたの価値感なら忙しくて通勤時間もかかるが給料は以前よりいいなら今のところに決められる。

・ あなたの価値観は何ですか? どう生きたいのか、どこを重視して生きたいのか。一番重要なポイントが明確なら一瞬で決められる。今、決められないのは一つに絞れていないから。時間も家族もお金も大切となると決められない。その中でも何を重視して生きていきますか? ということをこのタイミングで考え直す。それにあったような働き方を探すべき。

・ 自分の中の価値観を明確にしておくといろいろなことで迷ったり間違って判断する可能性が低い。今の自分にとって一番重要なものを普段から考える。そうすれば、よりよく、より楽しく、より楽に生きられる。

■ 転職はやめなさい

ℚ 転職を後悔しています。以前は鉄道運転手をしていましたが、体調を崩して転職しました。転職したら治ると思いましたが、治らず服薬しながらなんとか働いています。焦って転職しなければよかったと毎日考えています。

Ā すでに転職していて元に戻ることはできないので諦めるしかない。

・ 今、転職を考えている人、ブラック企業で働いて辞めたい人は多い。転職したい人へのアドバイス。ある会社が行った調査によると、「今まで働いた企業で一番良かったのは?」 というアンケートで、「最初の会社が一番良かった」と答える人が最も多いという結果がでた。

・ 新卒で勤めているので待遇も給料もいい。しかし社会人として初めて勤める会社なので、なんて厳しいんだこの会社は、と思ったら他の会社はもっと厳しかった。新卒で勤めた会社は比較ができないので、最初の会社にネガティブな印象を持ってしまう。多くの人が転職を考えるがそう簡単にはいかないのが現実。

・ もちろん転職してよりよい職場にいって楽しく働ける人もいる。あるいはスキルアップして給料が上がる人、ヘッドハンティングで待遇のよい会社に勤める人もいる。一概に転職の良し悪しは一般論ではいえない。あなたがどういう会社に勤めるかによる。

・ 転職は慎重に考えた方がいい。今、勤めている会社が一番いい可能性もある。いろいろな情報を集めることも必用。困ったときの対処法は情報をたくさん集めること。情報が少ないと間違った判断をする可能性が高い。情報が集まるほど正しい判断ができる。

・ 転職で迷ったら転職の情報を集める。ただし、情報源は三つ以上の異なるものにする。今、あなたの情報は転職会社のものなので転職を促す情報に偏っている。あなたの友人で転職に失敗した人が必ずいるはず。そういう人の話を参考にしたほうがいい。

・ メンタル疾患の人の場合、病気がよくない状態では重大な判断をしないのがメンタル疾患の治療の大原則。会社を辞めるとか辞めないとか、離婚する、しいないなど取り返しのつかなくなる決断は、調子が悪いときにしてはいけない。

・ あなたが今の会社に勤めていて病気になったら、すぐに辞めないでとりあえず休職する。休職期間ぎりぎりまで休職したうえで判断すればいい。慌てて辞めると後悔する。

・ すでに転職した人は後悔してもしかたがない。新しい会社でやっていくしかない。病気を患った場合再発予防が重要。無理せずボチボチ慣らしていく。精神的に余裕ができるといろいろな活動ができるようになる。

・ 転職は非常に慎重にやったほうがいい。

■ 55歳からでも転職は遅くないですか?

Ā 最近、テレビなどで転職サイトのCMが多く流れている。転職希望の人も多く、実際転職している人も多いと思われる。若い人は転職に躊躇しなくてもいいが、ある程度年齢を重ねてからの転職について考えてみたい。

・ 問題は「何のために転職するか」。若い人であれば、給料が良いから、いろいろな経験を積めるから、今の人間関係が嫌だから、など今よりも少しでもいい状態で働きたいという理由で転職するのはいい。

・ ただ40~50歳になってくると「自分がどう生きたいか?」「自分にとって一番ベストな働き方のスタイルとは何か?」そういったものを考える必要がある。

・ 人生100年時代ともいわれるが、バリバリ働ける年齢は50~60歳まで。もちろん70歳を超えてもいろいろできるが、若いときと同じエネルギーは難しい。

・ 自分がやりたいことの「思い」、「ビジョン」、「生きがい」、「やりがい」が重要になってくる。「ライスワーク」「ライクワーク」「ライフワーク」の三つがある。お金のために働く「ライスワーク」(食べるための職業)自分にあった職業、適職「ライクワーク」(好きな職業)これをやるために生れてきたんだといえる職業「ライフワーク」(天職)がある。

・ 年齢とともに「ライスワーク」→「ライクワーク」→「ライフワーク」と進化していけるのがよい働き方。50代を超えて転職する人の場合、「ライフワーク」的な働き方を目指すべき。自分が今やっている職業は、どの「ワーク」なのか。これから自分がやる仕事、転職先、起業はどの「ワーク」に該当するか。

・ それがわかれば自分が取るべき方法、エネルギーがわかりやすく理解できる。

感想

転職をするときに大事なのは自分の中の価値観を明確にすることだという。何を大事にするか、が分からなければ自分の軸がぶれてしまう。僕自身、今まで転職を何回もしてきたが自分の価値観を明確にしていなかった。だから失敗したこともある。自分にあう仕事は何かが分からなくなり、悩むこともあった。

転職してもよくなるとは限らないが、転職してよかったと思えるような人生を歩んでいきたい。そのためには自分を磨き続けることが大事なのではないか。僕自身、転職するたびに自分を少しでも高めようと本を読んだり、動画をみて勉強している。

転職は人生における分かれ道だが、自分の判断に後悔したくない。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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