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『陰隲録』は、中国の明の時代の大学者袁了凡が自分の息子天啓のために書き残した家訓ともいうべき善書です。善い行い(これを「善行」と呼びます)をすることが、中国人が最も望んだ高い地位の役人になる「科挙」の試験に合格し進士となる道につながることや、毎日、善い行いを重ねることによって親から子へ、さらに孫にまで運が開けるという、原因から結果までを、事実を示しながら解き明かしています。

この本はこどもむけに平易に書かれているが内容はとても深く、善い行いを積み重ねることで人生が好転することが教えられている。
善い行いを3000回することで自分の願いが叶うという教えをきいて、「そんなわけないだろう」と思う人が大半かもしれないが、僕自身はやってみようと思った。一日一善なら約10年で達成できるが、一日十善したら約1年で達成できる。日々善い行いをしようという意識が芽生えるようになった。

「陰隲録」は経営者の稲盛和夫さんが自身の著書でたびたび紹介している本でもあり、多大な影響を受けた本だとわかる。僕自身この「陰隲録」を読んだおかげで、後に仏教を学ぶまでの基礎ができたと思っている。
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