セックスに対する男女の違い
男女ではセックスの起点が異なります。この違いは性格や個人差ではなく、脳の構造と心理的な欲求システムの違いです。
男性の性的欲求を紐解くと自己確認と快楽反応から生まれます。男性がセックスしたくなるときは2つ関係しているものがあります。
1つは自己承認欲求。自分が男として認められているという感覚を得たいというもの。2つ目は報酬系の活性化で性的刺激により脳内でドーパミンとテストステロンが放出されること。
この2つが同時に働くことで男性は興奮と自分の存在価値を感じることができる。男性にとってのセックスとは単なる愛情表現ではなく自己肯定感を回復する行為でもあるといえます。
一方、女性がセックスしたくなるときは、安心・安全・繋がりという心理的要因が大きく関係している。女性の脳では相手との信頼関係とか共感を感じたときにオキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれ、ストレスを和らげたり心理的な安全性を高める働きがあります。女性がセックスしたくなるのは安心と信頼ができた後です。
だから、男性とは真逆の順序で性欲が形成されます。女性を濡らすことが目的なら心理的安全性を先に作ることが重要です。
女性がどうしても濡れてしまうおじさんの行動5選
その① 「甘い」雰囲気を作る
テンポが速い会話などのやりとりは楽しいが、女性からすると友達っぽい印象になりがちです。濡れさせるという目的を達成するためには会話に甘さを作ることが重要です。
ポイントは相手の呼吸をゆっくりとさせること。人間というのは呼吸がゆっくりになると副交感神経が優位になってリラックスして心を開きやすくなる。恋愛心理学では女性が好意や性的興奮を感じているとき、表情・呼吸・動作などのどこかに必ず変化が現れるといわれています。
その② 生理的に満たす
心理学者マズローの欲求五段階説によると人間の欲求には五段階あるといわれています。生理的欲求(食事・睡眠・体温)、安全欲求(安心・安全)、社会的欲求(愛情・所属)、尊厳欲求(承認・評価)、自己実現(成長・意味)があります。
恋愛はどこに入るのかというと社会的欲求にあたる。社会的欲求を満たすためにはその下の生理的欲求と安全欲求が満たされないと恋愛どころではない。
生理的に快適=心理的に安心ということです。。この土台を作れる男性ほど女性の警戒心が解けていきます。
その③ わかりやすい気遣い
男性はわざとらしい優しさをカッコ悪いと思う人が多いけれど、女性はわかりやすい優しさにときめきます。例えば重たい荷物を自然に持ってあげるとか、車道側を歩くとか、ドアを開けて先に通すなど。これらの行動から女性は守られている、大事にされていると感じることが多いです。
気遣いを自然とできる男性がモテます。これを心理学的では保護欲求の投影といいます。
その④ 特別扱い
女性は自分だけが選ばれたと感じる瞬間に心が動きます。それは単なる承認欲求ではなく自己価値の確認という深い心理的欲求がある。特別扱いは最強のスイッチです。
その⑤ エロトークで妄想させる
多くの男性が勘違いしているのが妄想させてくださいというと、自分発信のエロを話す人が多いです。しかし、それでは女性からすると全くの逆効果。女性は直接的なエロよりも想像で惹かれる生き物だからです。
感想
男性と女性ではセックスの起点が違うという。男性は自己確認と快楽反応であり女性は安心・安全・繋がりからくるもの。この違いがあることを知らなかった。
僕自身の過去の恋愛ではセックスすることになるまでには楽しい時間を過ごした後のことが多かったが、それは女性にとって安心・安全・繋がりを感じられていたからだったと納得できた。
あとはやっぱり特別扱いをすることで女性は喜んでくれる。バレンタインや誕生日やクリスマスにプレゼントをあげるととても喜んでくれる。その喜んでくれる姿は男性にとってとても承認欲求が満たされます。
コメント