病まない人だけがしている考え方

当ページのリンクには広告が含まれています。

要約

ℚ 病まない考え方とは?

Ā 気にしないこと。気にしたからといって解決するわけではない。失敗したり落ち込んだときに「まあしょうがない」というしかない。さっさと忘れた方がいい。気にすれば気にするほど、記憶に残ってトラウマになる。「つぎ、がんばろう」「つぎ、うまくいけばいいや」と考えたらいい。

・ メンタルを病む人の特徴は気にしすぎること。同じことを2週間以内に3回繰り返すと記憶として定着する。気にしない練習が必要。しかし、世の中の90%以上の人はできない。

・ 何かがあってもクヨクヨしないでしょうがないと受け流す。テキトーに生きるのがいい。テキトーとは漢字の適当の意味。料理のときの砂糖適量のようなちょうどいい量のこと。多くても少なくてもよくない。砂糖適量とレシピにあった場合甘すぎず、少しだけ甘い量。

・ ほどほど・テキトー・平均的な数字がいい。60点、70点ぐらいできれば喜ぶべき。10~20点ならがっかりするが、普段のプチ成功ならば喜べばいい。適量のテキトーに生きることがいい。100%を目指さない。ゼロヒャク思考を目指さない。

■ ゼロヒャク思考を手放す方法ベスト3

ℚ ゼロヒャク思考がやめられずツラいです。どうしたらやめられますか?

◇ ゼロヒャク思考とは……物事をゼロかヒャクで考えるクセ。成功するか失敗するか、ゼロかヒャクで物事を考えてしまうこと。

・ 世の中は成功か失敗ではなく、中間のことが多い。少しでもうまくいかないと失敗したと考える。平均や普通を受け入れられない。1個でもうまくいかないとすべてが失敗になる。

・ ゼロヒャク思考の人は95点も0点だと考える。何をやっても満足せずに何をやっても喜べない。何をやってもマイナス感情しか湧かないのでストレスだらけ。メンタルが疲れやすい思考。

・ メンタルが疲れすぎるとメンタル疾患になる。自分の悪いところばかりに目がついて、何をやってもうまくいかない。人生を最悪にする歪んだ思考。認知の歪みの典型。

・ 2人に1人以上はゼロヒャク思考になっている。完璧主義や白黒で物事を考えるクセの強い人が多い。そうならないためにまず何をするか?

その① 気づくこと

・ 自分がゼロヒャク思考をしたとき、「ゼロヒャク思考をしてしまった」「極端な思考をしてしまった」「中間があるのにダメだと思った」と気づくことができれば、90%は改善できたことになる。

・ ゼロヒャク思考をいきなり明日から取り除くことはできない。極端な思考やネガティブな思考をしたときは、それに気づくことが大事。気づければ治すだけ。

その② 数値化する

・ 0点か100点になるのがゼロヒャク思考。これは70点、今回は80点だったと思えればゼロヒャク思考ではない。何か行動をしたときに100%の成功や100%の失敗はない。70点くらいだと思えればゼロヒャク思考ではなくなる。

その③ 自己分析する

・ 例えば、会社でプレゼンしたときに大成功でもなければ大失敗でもない70点だったとする。30点のマイナスと70点のプラスがある。何がマイナスで何がプラスだったかを分析する。

・ 行動したときにうまくいった点と悪かった点が常にある。それがわかればゼロヒャク思考から逃れられる。

・ 良い点と悪い点を振り返る、これをフィードバックという。数値化してフィードバックする。

・ フィードバックをしないと同じ失敗を繰り返して成長がないし、自己肯定感を下げる。逆にどれだけ成功してもフィードバックをするべき。

■ もっと不真面目に生きろ!

ℚ 真面目な性格に疲れてきました。真面目をやめるよい方法はありますか?

Ā 真面目とはどういう状態かにもよるが、他人の顔色を気にしすぎることが原因になる。他人の顔色を気にしなければ好きなように不真面目に生きればよい。

・ 他人の顔色や言葉、噂、評価などをすごく気にしている。他人から真面目に見られている自分に対して、そうありたいという気持ちがある。

・ 真面目や不真面目ということはおいといて、他人の目を気にし過ぎると人生がつまらなくなる。アドラー心理学でも同じことがいわれている。

・ 他人の顔色をうかがったりご機嫌を取るのは他人の人生を生きること。他人を喜ばせる行動をしていた場合、自分のやりたい方向とは逆に行くので幸せにはなれない、とアドラーはいっている。

・ 他人からの評価とか他人に喜ばれるということは素晴らしい。しかし、他人のネガティブな評価や批判を気にし過ぎるとつまらない人生になる。

・ 好きな人の顔色をうかがうのはいい。例えば、妻の顔色をうかがうのは必要。大切な人の気分を害さないようにするのは重要。

・ 自分の悪口をいう人は自分の人生にとって大切ではない。悪口をいう人の顔色を見ながら生きるのは不幸になる道。

・ もっと自分らしく生きることが大事。自分はどう考えて、どう行動するのが楽か?楽しいか?生きやすいか?ということを自己洞察するとよい。真面目か不真面目かの二者択一ではなく、もっと自分らしく生きる。どうするのが自分らしいか探究する。

・ そのために3行ポジティブ日記をすることがオススメ。自分にとって楽しいことを寝る前に記録する。自分なりの楽しい生き方を見つけて、自分らしい人生をすすむ。

感想

他人の目を気にし過ぎると、メンタルが疲れる。これは僕自身にも経験があるが、他人によく思われたいから、つい頑張ってしまう。頑張ることが自分のキャパを超えて、苦しくなって辛くなったことがある。他人の目をまったく気にしないことはできないが、気にし過ぎるのもよくない。自分らしく生きることが大事だと改めて思った。

ゼロヒャク思考というのも僕自身苦しんだ経験がある。妥協を許さない姿勢がいいと思っていて、完璧にできないと満足してはだめだと勝手に決めて苦しんだことがある。70点は中途半端で満足できない、あるいは100点でなければ認めてはいけないという思考に陥り、疲れきってしまったことがる。70点ぐらいがちょうどいい、世の中のほとんどは中間でいいと理解することが大事なことだとわかった。

どうすれば,人生が楽しく生きやすくなるかを考える必要がある。自分の生きやすい生き方を模索して、自分らしさを追究していきたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

コメント

コメントする

目次