浄土仏教に差別はない

要約

五障の女人  梵天 帝釈 魔王 転輪聖王 仏身 

→  これらに女性はなれない

お釈迦さまの時代

比丘  男性の出家信者

比丘尼 女性の出家信者

優婆塞 男性の在家信者

優婆夷 女性の在家信者

→  男性、女性差別されることなく信者になれた

しかし、いつしか出家できるのは男性だけになっていった

イスラム教  男尊女卑

あなたがたの家に静かにして留まり、(イスラム教)以前の時代のように派手ないでだちをしてはならない  (コーラン)

逆らう心配のある女たちにはよく説諭し、寝床に放置し、また打ってもよい

儒教  朱子学 女性蔑視

男性の不倫や再婚は寛容だが女性の不倫や再婚は認めていない

殉節  亡き夫に殉じて自ら命を絶つこと

ヒンズー教 

サティー  理想の妻のこと 夫が死んで火葬されるとき女性も一緒に火葬される

浄土仏教

親鸞聖人は29歳のときに比叡山を下山される。法然上人と出会う。法然上人が説法していた吉水の草庵では老若男女、貴賤貧富を問わず仏教を聞きに来る人がいた。

→  どんな人でも救われるのが本当の仏教の教えだと説かれていた

感想

宗教によって女性差別があるということを初めて知った。それが以外にも多いことに驚いた。仏教でもお山の仏教、つまり聖道仏教というのは女性差別をしていた。

男性と女性を分け隔てなく救うというのは、宗教では当たり前ではなかった。

聖道仏教でも女性差別されていて、修行のために山へは入れなかった。

しかし浄土仏教は違っていた。すべての人が救われる教えだといわれる。

浄土仏教こそ本当の宗教だなと感じた。どんな差別もない教え。そんな教えなら、誰もが知りたいと思うはずだ。

今の時代になって男尊女卑はおかしいと思えるが、当時はそれがあたりまえだった。そんななかでも男女分け隔てなく、すべての人が救われる教えが説かれていた浄土仏教は革命的だったと思う。

浄土仏教の教えは一番現代にあっていると感じた。

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