歴史に名を残す人とは

要約

上杉鷹山 江戸時代の大名 米沢藩の財政を復活させた人

→  米沢藩で死刑が行われるときや処罰される日には食膳を控えめにして好物を食べるのも控えた

→  罪人をだしてしまったというのは己の不徳によるものだから

器の大きい人 自分の責任を探す人

器の小さい人 何か問題が起きたとき犯人捜しをする人

仏教では

他因自果 誰のせいでこうなったか犯人捜し

自因自果 自分のどこが悪かったかを見つめる

木戸孝允 明治維新の立役者

→  大村益次郎を登用した

大村益次郎とは

→  ずば抜けた軍隊の動かしかた

→  蘭学の兵学書を読みまくっていた

→  発達障害 アスペルガーだったといわれる 空気が読めない

→  明治時代になって殺されている

器の大きい人 人の長所を見出すことができる人

器の小さい人 人の短所を責める人

大石内蔵助 赤穂浪士で有名な人

→  赤穂藩の家老だったとき、赤穂藩で塩を作りたいという意見があったので検討すると答えた

→  塩を作りたいと意見があがってから13年経って塩づくりに許可を出す。なぜか。塩をとるときには火を起こさなければならないからたくさんの薪がいる。たくさんの木を切ったら洪水のとき田畑がめちゃくちゃになり、藩の財政も苦しくなる。だからまず植林しなければならないかった。13年経って木が育ったから許可を出した。

器の大きい人 長期スパンでものごとを考えられる人

器の小さい人 目先のことしかわからない

感想

歴史に名を残す人とは器の大きな人だった。3人の器の大きさの種類は違うが、なかなか普通の人ではできないことばかりだ。

僕自身は、ビートたけしさんが好きだが器の大きさを感じたエピソードがある。ビートたけしさんの弟子が運転手を務めていた。ある日、弟子に好きな車は何かときくと「ミディアムクラスのベンツ」だと答えた。するとビートたけしさんは「買えるように頑張れよ」とエールを送ったという。翌日、弟子がビートたけしさんを家まで送ると、自宅から茶色い袋をもってきて弟子に渡す。その中身は800万円だったという。しかし弟子は一週間悩んだあげく、800万円をビートたけしさんに返した。すると「お前ならそうすると思ってたよ。頑張れよ」といわれたという。僕はこのエピソードが好きで、高校生のときに知ってとても感銘を受けた記憶がある。

仏教では自因自果のできる人が器の大きな人だといわれる。苦しいときやうまくいかないときに原因は他の誰かのせいにしがちだが、そういうときでも自分に原因があると自分に目が向く人。それが自因自果の思考だ。

自因自果を意識して少しでも器の大きな人間になりたい。

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