実はスゴいお風呂の隠された効果

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要約

■ なぜお風呂に入るのが面倒なのか?

ℚ ひきこもりで風呂に入れません。どうすれば入れますか?

Ā メンタルとお風呂はスゴく重要。メンタルの患者はだいたいお風呂が嫌い。もしくは入りたいが入らない。うつの患者は意欲の低下がある。

・ お風呂を沸かして服を脱いで入って出てくるだけだから、簡単だろうと思うかもしれないがうつの患者で何もしたくない人はたったそれだけのことが苦痛でしかたがない。服を着替えるだけでも大変な人もいる。

・ 定期的にお風呂に入る人はメンタルはそれほど悪くない。お風呂に入っている回数でその人の調子がわかる。毎日お風呂に入っている人はそこまでひどい状態ではない。

・ メンタルが病んでくると、お風呂に入るのが面倒くさくなる。シャワーで済ませたり、シャワーも入らなくなる。2週間に1回もお風呂に入らないとメンタルがかなりダウンしている兆候。

・ どうすれば風呂に入れるようになるのか? お風呂に入ることがすべてではない。全体のモチベーションが大事。何もしたくない状態で気分が低下している。あるいは軽いうつの状態かもしれない。

・ お風呂に入れればいいのではない。全体的に意欲を上げていくことが必要。セロトニンが下がると意欲が下がった状態になる。だから睡眠・運動・朝散歩が必要になってくる。5分でも週1回でも週2回でもいいので、朝散歩の回数を増やしていく。

・ ひきこもりの人はメンタル疾患でひきこもる人もいる。しかし、メンタル的には正常だが社会に馴染めずひきこもる人もいる。お風呂にほとんど入れない状態の人は病院を受診していない人。病院で相談したほうがいい。

・ 本当のうつであれば、薬を飲めば意欲が向上して外にでられたり、お風呂に入れるようになる可能性がある。病気のレベルの人が、半年や1年ひきこもり続けた場合治らない。

・ 何もしたくない状態がひどい人は治療の水準に達している可能性がある。

・ お風呂に入ると睡眠が深くなる効果がある。メンタルの患者は毎日にでもお風呂に入るべき。お風呂に入ると副交感神経にスイッチが入るのでリラックスできる。お風呂に入ってから90分後に体温が下がる。

◇ そのタイミングで睡眠が深く入ってぐっすり眠れる。お風呂に入るのは単に清潔を保だけではない。睡眠をよくする効果がある。体と脳をリラックスできるのがお風呂の役割。体と心の健康のためにお風呂に入ることを意識する。

■ お風呂の効用

ℚ お風呂はメンタル疾患にどうですか? 運動せずともお風呂で汗をかくのはいいですか?

Ǎ 精神疾患に限らず健康な人でも同じだが、お風呂の、健康や生活習慣における意味はどんな効果があるか? お風呂はスゴく健康にいい。

・ 入浴時刻と入浴温度が重要。健康に悪い入浴もある。寝る直前の熱いお風呂は健康に悪い。熱いというのは41~42度くらい。熱いお風呂に入ると交感神経が優位になる。交感神経が優位になると、血圧と心拍数ば上昇する。

・ つまり昼の活動している状態と同じになる。

・ 睡眠にはリラックスして心拍数を下げる必要がある。交感神経から副交感神経に切り替わると、睡眠にスムーズに入ることができる。寝る直前の入浴だと眠れなくなる。

・ 理想的な入浴時刻は眠る2時間前に入るのがいい。入浴で体温が上がるが、徐々に下がり皮膚の温度が下がり深部体温が下がる。そうなるまでにだいたい90分かかる。

・ 寝る2時間前の入浴で寝る時に深部体温が下がり、深く眠れて疲れがとれる。入浴温度は39~40度がよい。熱くない温度で30分ほど入浴する。

・ お風呂は運動の代わりにならない。運動する=有酸素運動とすると、運動することは心拍数が上がり酸素消費が上がって脳に酸素がいきわたりよい効果が起きる。

◇ 入浴だけで運動の効果は得られない。お風呂はリラクゼーションの効果。特に精神疾患の人はお風呂に入るとよい。なぜなら、睡眠が深まるから。精神疾患をよくする効果的な方法は、睡眠・運動・朝散歩。まず睡眠を深くとることが重要。

■ 「風呂、シャワーに入れません」の対処法ベスト3

ℚ 具合が悪くても毎日シャンプーしたほうがいいですか? 乾かすのが面倒です。頭皮に悪いですか?

ℚ 僕はうつ病の治療中で毎日どうにかお風呂に入れるようになったのですが、いざお風呂に入ろうと思うと気分が悪くなってしまいます。対処法はありますか?

Ā メンタルの患者はお風呂に入れないことがよくある。何もしたくなくなるのがうつやメンタルの症状。お風呂に入ることが面倒くさい・怖い・できないことがある。

・ シャワーやシャンプーすら出来ない人が非常に多い。メンタル経験した人はわかる。よくあることなので自分を責める必要はない。

・ メンタルの症状がよくない兆候の一つ。うつ病でも毎日お風呂に入れる人は症状がよくなってきている。

ベスト① 入浴をリハビリと考える

・ お風呂に入ることが回復への練習。疲れずにお風呂に入れるようになると治ってきている。お風呂に入らないと練習にならないので治らない。

・ お風呂に入ることもメンタルを治すための重要な練習と考える。

ベスト② やれることをやれる範囲でやる

・ 無理してやっても調子が悪くなる。やれそうなときにやっていく。いつもより調子がいい日にお風呂に入る。いつもより動けそうな日にシャワーを浴びる。

・ 1か月数回しかお風呂に入れない人が、1週間に1回入れるようになる。入れる回数が増えていくと素晴らしい。

ベスト③ 「気持ちよい」にフォーカスする

・ 悪いところを捉えると面倒くさい・時間がかかる・疲れる・がお風呂に入ると、リラックスできるし、気持ちよくて癒される部分があるはず。

・ お風呂は自分に最適な温度がある。熱いお風呂が嫌いな人が熱いお風呂に入るのはストレス。ぬるすぎるお風呂も気持ちよくない。自分にとって最適な温度と時間がある。

・ 自分にとって心地よい入り方を工夫するといい。良い部分にフォーカスしないと楽しくならない。湯船に入りながら、「お風呂に入ってよかったなー」と思えるようにするといい。

感想

メンタルが不調なとき、お風呂に入ることを面倒くさく感じたり、何日も入らなくなることがある。しかし、お風呂に入ったほうがリラックスできるし、睡眠も深くとることができるという。

一日の終わりにお風呂に入ると疲れが取れるし、ぐっすり眠れることができるのはなんとなく分かっていたが、それは科学的に証明されていた。お風呂に入ることは体と心にとてもいい。それを知れば、お風呂に入らない日があるのはもったいない。

メンタルとお風呂の関係についての考察は初めて聞いたので、とても勉強になった。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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