自分の意見を通したかったら相手の都合を考える

要約

自分の都合 思い 言いたいことを話す

→  貪欲

相手の都合 思い 相手の気持ちを受け止めて話す

→  布施 慈悲 抜苦与楽

夫婦 上司と部下 営業と顧客

→  相手のことをちゃんと考える

相手のニーズに応えるときに自分の意見を殺すということではない

自分が正しいと思うと相手の立場を配慮できない

→  相手の気持ちを受け止めて話し合いをする

私たち人間は名誉欲の奴隷である

感想

自分の意見を通したかったら相手の都合を配慮することが大事。しかし自分の意見に自信があるときや正しいと思っているとつい相手の都合は忘れてしまう。自分の意見を認めてもらいたいという名誉欲の奴隷といわれるゆえんである。

仏教では相手に親切をすることを布施という。相手の都合を考えて気持ちを受け止めることが幸せになれる行いと説かれる。また、相手を幸せにすることで自分も幸せになれるという自利利他という教えもある。

仏教の教えは自分一人では完結しない。常に人間関係の中で生きてくる教えだ。幸せとは人とのつながりの中で生まれてくるものだと知らされる。

仏教の教えを学ぶことは、人との関わり方を根本から考えることができる。

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