人が見ていないときに努力できるか

要約

起業して一年目  →  努力していない人が多い

因果の道理

善因善果  悪因悪果  自因自果

楽して得られるものは貧と恥のみ

そんなに努力しているとは思わないけれど成功している人の共通点

→  陰徳あらば陽報あり  人の見ていないところで善い行いをする

成功者  →  見ているところはではやるが見ていないところでもやる

よく見ると、一夜にして起こった成功の多くは長い時間が費やされているものだ。  (スティーブ・ジョブズ)

感想

なぜか運のいい人には原因があった。人の見えないところで努力している。かつての蓄積が今結果となってあらわれている。どちらも、本人の努力の結果だといえる。

人が見ていないところでは楽をしがちだ。そこで怠けず努力できる人がいい結果を得られる。まいた種は必ず生えると知っていれば、努力をしようと思える。

僕自身では人が見ていないところで善いことをしようと思っているが、まあいいかとさぼりがちだ。それに、つい善いことをしたから何か自分にいいことが起きないかと見返りを期待してしまう。いいことがこないとイライラしたり落ち込んだりしてしまう。

仏教の教えをきくたびに、まいた種に応じて結果があらわれるということを再認識させられ、これではいけないと反省させられる。

仏教では因果の道理は真理なのだから、善いことをすれば善い結果があらわれるから焦ることはないと説かれている。まい種がすぐあらわれるか、一年後か、三年後、八年後の場合もあるという。

なぜか運のいい人をみかけたら、きっと人の見えないところで努力をしているのだろうと思えるようになった。

仏教は運のいい人の原因をあきらかにできるとても現実的な教えだ。

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