三世を知らない人の考え

要約

拡大自殺

殺人 三人  → 死刑

   六人  → 死刑

   百人  → 死刑

   百万人 → 死刑

まいた数に応じて結果がくる

善因善果  悪因悪果  自因自果

業力不滅  悪業からは逃れられない

業の相続者は本人  死んだ先に持っていくものは業

夢の中 集めた宝皆置いて 業を荷うて 独り出ていく

感想

死ねば罪はチャラになるのか? それは三世を知らない人の考えだった。仏教ではまいた種は必ず生えると教えられる。1まいたら1の結果が来る。5まいたら5の結果がくる。100まいたら100の結果がくる。生きているうちにまいた種は死んだあとに結果がくる。それを知っていれば、死ねばチャラになるという発想はなくなる。

無差別殺人などをして犯人は自殺してしまう事件が起こることがあるが、死んでしまったらそれでおしまいとはならない。ニュースなどでそういう事件をみてショックを受けるが、それにもまして被害者のことを考えるとやりきれないなと思うことがある。しかし、三世をしっていればその悪業から逃れられることはできないとわかる。

僕自身が幼いころ、悪いことをすると地獄に堕ちるよといわれたことがある。それは子供だましのように思っていたが、仏教の教えを学んでいくうちに子供だましではないと痛感した。

因果の道理は仏教の根幹だといわれる。まいた種に応じて結果がやってくる。三世がわかれば、死んだ後のことも考えるようになる。

仏教を知らないと、人生で損をすることが多い。

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