すべてのものは続かない

要約

諸行無常  すべてのものは続かない 世の中に変化しないものはない

大きく変わるか  小さく変わるか

→  自分の顔も変化していく  立ち振る舞い  考え方  しゃべり方

自分の大切なもの大事なものも変わっていく 心が痛む

無常を観ずるは菩提心の一なり

→  人間にとって最大の無常は死んでいかねばならないということ

火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします  (歎異抄)

感想

この世のすべてのことが続かない、変化しないものはないという。それを諸行無常という。自分の顔も体も、性格も考え方も変わっていると自覚している。

永遠に続くものはない、太陽だっていつかはなくなる。昔、アルチュールランボーの詩に感激したことがあったが、しかし永遠というものはこの世にないんだと今ならわかる。

自分の大切な人が死ぬ。それを目の当たりにすることで、いつかは自分も死ぬと心の準備ができる。それが菩提心の一なりといわれる。

死がきても崩れない幸せがあると仏教では説かれている。

仏教は人生で起こるあらゆる事象を説かれているので、誰でも身近に感じることができる。ある程度年齢を重ねた人ならば誰でも共感できると思う。そこが仏教の面白さだ。

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