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映画監督 ボブ・フォッシー
ボブ・フォッシーは、アメリカの振付師・舞台演出家・映画監督です。10代からダンサーとして活動し、ブロードウェイなどの舞台で経験を積みました。
第二次世界大戦中はアメリカ海軍に所属し、戦後は舞台の世界に復帰。『くたばれ!ヤンキース』や『スイート・チャリティ』などの振付を担当し、トニー賞を数多く受賞しました。
1969年には映画『スイート・チャリティ』で監督デビュー。『キャバレー』(1972年)ではアカデミー賞監督賞を受賞し、映画監督としても高い評価を獲得しました。
その後、『レニー・ブルース』(1974年)を監督。自身の経験を反映した『オール・ザット・ジャズ』(1979年)は、1980年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しました。
あらすじ
ブロードウェイで活躍する振付師兼演出家のジョー・ギデオンは、新作ミュージカルの準備と映画の編集作業に追われ、多忙な毎日を送っていた。
仕事に情熱を注ぐ一方で、酒やタバコ、女性関係など私生活は乱れ、健康を顧みることなく働き続けている。元妻や娘、恋人との関係にも問題を抱えながら、ジョーは舞台の成功を目指して仕事に没頭していく。
しかし、無理を重ねた生活は次第に彼の身体に影響を及ぼし始める。華やかなショービジネスの世界を舞台に、仕事への執着と人生の葛藤を抱えるジョーの姿が描かれていく。
感想
ブロードウェイの振付師で演出家のボブ・フォッシー監督の自伝的作品。酒やタバコに鎮痛剤で体調不良を無理やりねじふせ、新作ミュージカルの稽古や映画の編集作業に飛び回る主人公ギデオン(ロイ・シャイダー)。ギデオンはプレイボーイなので女性関係に奔放である。しかし次第に体は蝕まれ、ついには病の床に伏してしまう。そして死を意識するようになってからは自分の人生をもっと誠実に生きればよかったと後悔する。
本作はボブ・フォッシーの自伝的映画となっているが、その作風はフェデリコ・フェリーニの映画「81/2」のように幻想的に描かれている。いきなり物語とは関係のなさそうなシーンがでてきたり、同じシーンを何度も使ったりと、とても実験的で前衛的な描写になっている。
主人公ギデオンは「81/2」の主人公グイドと同様に女性にモテる。だから大切な妻との関係がうまくいかない。女性にモテるからと調子に乗っていると、あとで後悔することになる。それは因果応報で当然だといえるが、因果応報を知らな人にはわからない。悪因悪果、自因自果は宇宙の真理だからです。



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