第1章:年下女性に格上だと思われるおじさんの特徴5選
① 感情の言語化が上手い
言語化というのは思ったことを相手が受け取りやすい形に変えて伝える力のことです。もっと平たくいうと、思ったことを相手が受け取りやすい形に変える、つまり翻訳するということです。
例えば、何か言ったときに相手から「嫌だ」、「やりたくない」とだけ言われるより、「ごめんそれ苦手だから嫌なんだよ」、とか「やったことがないから不安でちょっとやりたくないんだ」、と言われたほうが受け取りやすい。
しかし、多くの男性はこの翻訳をしないです。男性脳はもともと問題解決型にできている。だから何かを感じたときにどうすればいいのかと考える力が先にたつようにできている。
なので、腹が立つと黙るとか、悲しいけど大丈夫と言ったり、嬉しくても照れて流すことがあります。このように男性は感情を言葉にする習慣がないことが多いです。
多くの男性は感情を出さない=男らしいと思いこんでいる。感情を出さないことのメリットは我慢強い人という印象になる。
しかし、大人の男性として成熟しているかというとニュアンスが変わってくる。
心理学ではメタ認知という言葉がある。それは自分の感情とか思考とかを客観的に見られる力のことです。言語化がうまい男性ほど、メタ認知力が高い傾向にあります。
② 非日常感を与えられる
女性は日常生活の中で感じる新鮮さに心を動かされる。特に若い女性になればなるほどこの人と一緒にいると自分が変れるかもと思える男性に惹かれます。
心理学では自己拡張理論と呼ばれます。
人は自分の世界を広げてくれそうな人に惹かれる。非日常とはどういうことかというと、例えば静かなバーで人生の話しをすることなど。
これは年上男性ならではの落ち着きを感じさせられる。他には季節を感じる場所にドライブに行くとか美術館でゆっくり絵を鑑賞するとか普段いかないレストランで少し背伸びさせる。
ちょっとした特別を自然に提供できる男性だと、この人といると世界が広がるなと思われる。
③ 女の子に困っていない雰囲気
余裕がある男性ほど女性は安心する。この人私に執着していないとか他にも世界を持っているんだろうな、と感じた瞬間に女性は格上としてみる。
逆にラインを連投したり反応が悪いと不安になって質問責めをしたり、追う姿勢を見せると一気に格が下がる。格上感がある男性は仕事・趣味・仲間など女性以外にも自分の世界を持っています。
女性からみてこの人私がいなくても自分の人生を楽しんでいる印象があると、その世界観に女性は惹かれる。恋愛は追う側よりも選ぶ側が主導権を握ることができる。
女性を追うよりも追いたくなる男性こそ格上。
④ 「忙しい中でも会ってくれる男性」は特別に見える
女性は自分のために時間を作ってくれる人に敏感。暇な人が時間を作ってくれるのと、忙しい人が時間を作ってくれるのでは意味が違う。
常に暇そうな人じゃなくて、タイトなスケジュールなのに時間を作ってくれる人が格上感を作る。
⑤ 学びを止めない
年齢を重ねれば重ねるほど差がつくのがアップデート力。例えば同じ50代男性でも昔の成功体験に生きている人と今を吸収している人では雰囲気がまるで違う。
前者は説教くさいおじさんだと思われてしまう。
女性に限らず、人が惹かれるのは過去を語る人よりもこれからこうしていきたい、こういうことにチャレンジしたい、と語れる人です。
第2章:格上感を身につける3ステップ
ステップ1 感情を言葉にする練習をする
感情の言語化ができる人が格上感を身につけられるので、まずは日常であなたが感じたこと、思ったことを言葉にしてみる。多くの男性は出来事の報告はするが、感じたことを言葉にすることはない。
だから、起きた出来事に自分がどう思ったかを話す練習をする。
ステップ2 女性以外の世界を充実させる
趣味・仲間・学び・健康など何でもいいから恋愛だけでなく夢中になれるものが必要。恋愛が人生そのものの男性よりも恋愛は人生の一部になっているほうが余裕があっていい。
ステップ3 時間と情報に投資する
本や映画や何かの講座などに参加するか、旅行などでもいいから自分の世界を広げることに投資するといい。新しい体験を増やすことで非日常感を与えられる人になれる。非日常体験を与えられる男性は格上感を身につけられる。
感想
女性から格上感をもたれるには自分を磨くことが大事だとわかった。自分が成長すればそれだけ魅力を感じてもらえる。それは女性だけではなく男性からも得られることだと思う。
逆に好きな女性のことばかり追いかけてしまうと、その女性から格上感を持ってもらえない。女性に対してアピールをしながら距離を詰めすぎない。追いかけるが追い過ぎない。
人との関係において余裕がある人は安心できる。それは成熟した大人だから持てる人生経験の賜物だといえる。
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