いつも穏やかな人の心の習慣

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心をニュートラルに保つために大切なこと

ℚ 樺沢先生はニュートラルなものの見方が大切とおっしゃいますが、ニュートラルになれないときにどのようにしてもとのニュートラルな姿勢に戻すかコツがあったら教てください。

Ā 基本的に心と体が整っていないとニュートラルになれない。

私(樺沢)も睡眠不足になるとイライラしてニュートラルになれない。

ニュートラルは整った状態があって初めて成立する。

睡眠・運動・朝散歩をしっかりしないと絶対にできない。

セロトニン不足や脳疲労でストレスを抱えいている人は、

不安定になるし、ネガティブな思考に偏るように脳ができている。

余裕がなくなると不安が強まる。

ニュートラルでいるためにはとにかく心と体を整える。

ニュートラルになれないのは心と体が乱れている証拠。

仕事が忙しくなっていたりストレスが増えていたり、

思ったように睡眠がとれていなかったりする。

急にニュートラルになれなくなったら整っていない兆候。

睡眠をとって定期的に運動をし朝散歩でセロトニンを高めて、

体内時計をリセットして整える。

ニュートラルになる訓練法ベスト3

ℚ 普段の生活や仕事でイライラして気づいたら感情的な対処をしてしまい、ニュートラルでいられなかった自分を後悔することが多々あります。ニュートラルになるための訓練法がありましたら教えてください。

Ā ニュートラル(中立)というのは大切な考え方。ポジティブでもなくネガティブでもなく、ニュートラル。賛成でも反対でもなく、好きでも嫌いでもないのがニュートラル。

人と会ったときに相手を嫌いになった場合、

嫌いという先入観で相手を見るのでおかしなほうに進んでしまう。

ニュートラルでないというのは先入観に支配されること。

そうなるとベストな判断ができなくなる。

ニュートラルに物事をみると全体を見渡せれる。

そうなると正確な判断ができるようになる。

ニュートラルなモノの見方をすることが人間関係をスゴくよくする。

ニュートラルになるための訓練法とは

第1位 アウトプットをする

アウトプット=話す、書く。

書くアウトプットがいい。

書くことによって頭の中の考えや漠然とした気持ちが言語化される。

そうしないと頭の中で考えていることが客観的にみれない。

文章にして読むことによって自分の考えを初めて理解できる。

ニュートラルに見ることは客観的に見ることと同じ。

第2位 フィードバック

書いた文章を読み返してみる。時間をおいて読み返すとよい。

樺沢が映画の評論を書く場合、映画を観た直後に書いた文章は、

翌日に見返すと感情的だと気づく。

よい文章ではあるが、論理的でないこともある。

だから一日おいて見直すだけでもニュートラルになる。

時間をおいて自分の文章を見直す。

客観的に見直すことができるのがフィードバック。

一日、一週間、時間をおいてフィードバックするという訓練をすると、

ニュートラルに近づく。

第3位 ニュートラルかどうか自問する

先入観を持って本を読んだ場合、自分と違う考えの内容は頭に入ってこない。

そうではなく、客観的に読み取っていくことが大事。

読み終わってから判断するればいいので、読む前に先入観を持つとメリットがない。

本を読むときに自分がニュートラルかどうか考えながら読む。

人と会うときもニュートラルであるか検証する。

相手に対してネガティブな感情があるのはニュートラルではない。

この人は「どういう人だろう」とまっさらな状態でみる。

良し悪しを素直に観察しようという姿勢で人と接する。

そうするといろいろな情報が見えてくる。

「のれんのように生きる」ために必要なこと

ℚ 自分にプレッシャーをかけやすく、泥沼にハマってしまいます。先生が以前おっしゃっていた「のれんのように生きる」について具体的な方法を教えてください。

Ā ストレスを我慢したり盾で受け止めるイメージを持つ人が多いが、それだと強烈なストレスを何度も受けた場合やられてしまう。それよりもストレスがきたらサッとかわせばダメージを受けない。

ことわざに、「暖簾に腕押し」というのがあるが、

暖簾に強い力が加わっても通り過ぎるだけ。

そいういうイメージでストレスを耐えたり我慢するのではない。

やりすごすとかスルッとかわすイメージで対処する。

そのためには自己洞察が大切になる。

自分自身を観察する能力。

自分がストレスにどう対応するのか?

自己洞察を高めるにはどうすればいいか?

日記がオススメ。

例えば上司に怒られた場合、家に帰ってきてから詳しく思い出す。

なぜ、怒られたか。状況はどうか?

自分の態度や指摘されたことは何か?

自分自身に間違いや不備はなかったか?

逆にもっとこうやっておけばよかったことはないか?

どうすれば怒られるリスクを減らせるか?

とうようなことを分析しながら全て書き出す。

落ち込んだりショックを受けたとき出来事を振り返って文書でまとめる。

これがフィードバックということ。

フィードバックを頭の中でする人が多いが、頭の中で考えても意味がない。

必ず出来事を振り返ってみて文章にして書き出す。

日記形式でアウトプットするクセをつけるといい。

感想

先入観を持たずニュートラルにものごとを見ることが大事だという。人間関係では好き、嫌い、という感情によって相手のことを客観的に見れなくなってしまう。

僕自身、人と会うと第一印象がいいか悪いかで好き嫌いが分かれてしまうことがある。話してみないとその人の良さは分からないはずなのに、ニュートラルな視点に立てないことが多々ある。

だから、自分の中で人と接するときはできるだけニュートラルになる意識を持つようにしたい。そうすればもう少し人間関係が上手くいくと思う。

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この記事を書いた人

1983年生まれです。
仏教を学んでよりよい人生をおくりたいです。
みなさん一緒に学びましょう。

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